魚の脳の形は種によって大きく異なる

魚の脳の形態には驚くべき多様性があり、種によって大きくなる場所が違い、体重あたりの脳の大きさも違います。水産重要種を含めた多様な種の脳の大きさ、外見、内部構造を調べて脳図鑑を作成しています。

(水圏動物学研究室)

魚類にはヒトに役立つ機能や資源が眠っている

硬骨魚類には3万種以上が記載されており、その形や性質にはとんでもない多様性があります。その中には、人類がまだ出会っていない遺伝子機能や生物資源が眠っている可能性だってあります。そんな動機から、ちょっと変わった魚を使って生命機能を探求しています。今は胎生硬骨魚やデンキウナギが中心ですが、将来的にはもっと手を広げて。

(動物形態学研究室)

小型魚類を研究しヒトの精神疾患治療薬をつくりだす

メダカやゼブラフィッシュをモデルとして生物が環境の変化に巧みに適応する仕組みの解明に取り組んでいます。また、近年小型魚類は複雑な精神疾患を理解するための創薬モデルとして注目を集めており、小型魚類を用いて、精神疾患の理解し、克服する創薬研究も行っています。

(動物統合生理学研究室)