観測データにもとづいて作物栽培を最適化する

観測技術の高度化に伴い、農業現場で得られる情報に基づいた農業上の意思決定を支援する技術の開発が求められています。作物の状態を知り最適な生育へと繋げるために、圃場においてどのような情報が取得・利用できるのかについて研究を行っています。

(耕地情報利用研究室)

スマート農業技術を正しく評価する

スマート農業技術は日本の農業を大きく変革する可能性がありますが,どのような農業経営でも効果を発揮できるとは限りません。果樹での収穫ロボットなどのスマート農業技術について,その経営的効果を分析し,スマート農業技術を活かしうる経営体像を研究しています。

(食料経済学研究室)

スマート畜産で農家を支援する

近年の畜産は、大型化、大規模化により効率的な生産を追求していますが、その弊害も多いのが現実です。また、農業分野にも働き方改革が起き、昔ながらの重労働からの脱却も望まれています。スマート畜産は、これらの需要に応え、新しい形の畜産業を提供できる一つの方法です。最新の技術で農家を支援することで、農家、家畜の両方にフレンドリーな畜産の実現をめざしています。

(動物生産科学研究室)